ブログ一覧

熊日新聞に掲載されました

2021年8月17日㈫の熊日新聞「私の宝物」コーナーに、田上賢二氏作の手描き映画看板「夕陽のガンマン」が掲載されました。

映画看板「夕陽のガンマン」

 

新シネコン「熊本ピカデリー」オープン

4月23日㈮、JR熊本駅直結のアミュプラザくまもと7Fに、熊本ピカデリーがオープンしました。

10スクリーンの松竹系シネコンです。

ウィークリーシネマで紹介する熊本の9映画館のうち、Denkikan本渡第一映劇の2館の他は、シネコン7館となりました。熊本は、総スクリーン数では恵まれていますが、上映作品数も増えて、幅広い観客層が劇場で映画をみる楽しみを、これからもずーっと味わえるように願っています。

アクセスや感染対策によるチケット販売等も、ウィークリーシネマからチェックをお忘れなく。

 

謹賀新年2021 & 「無頼」公開中 in Denkikan
謹賀新年2021 井筒監督「無頼」Denkikanにて上映中

 

昨年は、イベントが全くできず、ひたすら山歩きで気力体力を養う日々でした。唯一、11月に2週間、八代の珈琲店ミックで「映画資料館」を! ご尽力・ご参加いただいた方々の映画愛に、涙腺がゆるむことしきりでした。
 今年も、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、コロナにも負けないで、あの手この手で、映画でつながりましょう!
 あなたと世界中の、健康と平和をお祈りいたします♡

謹賀新年2020
ギャラリー小川・感想ノートより

ギャラリー小川での「映画ポスター展」が2週間の会期を終え12月5日で終了しました。

人吉球磨地方で初の映画資料展でしたが、よい会場と好天に恵まれ、この地の映画ファンを魅了する催しができたと、今、感謝と満足の余韻に浸っています。

 

 

1dayの上映会「太陽がいっぱい」にも、さて5人は来られるかな?気をもんでましたが、映画好きなギャラリー小川のオーナーが多くの方に呼び掛けられて、会場一杯の参加者に!

 

2週間、ご来場いただいた方々に、感想ノートを書いてもらってました。

公表OKのコメントを、数人ご紹介します。


子供の頃から青春時代までに観た映画のポスターは、とても懐かしかったです。
甘い切ない気持ちも蘇って。手描きの看板を観たら、中学の美術の授業でレタリングを習った時にレタリングがすごく好きになって、看板屋さんに憧れた事も思い出しました。でも、足場を組んで高所で作業すると聞いてそれでダメだと諦めました。。(笑)   人吉市 Y・S


私が子供時代には、人吉には富士館・共楽館・光館・東映・第一映劇と、なんと5軒の映画館が!にぎあいのある町でした。今は1軒もありません。1軒でも映画館があったらと思います。  人吉市 A・S

沢山の名画のポスター、当時の空気を想像して感動しました。人吉市 K・Т

人吉球磨で初の「映画資料展」ギャラリー小川にて開催中!

3か月の準備期間をかけて、いよいよ人吉球磨地方で初の「映画資料展」
ギャラリー小川で開催中です。

秋空に映える白壁の「ギャラリー小川」
入口を入ると、真っ赤な夕陽を背にギラギラした眼差しのアラン・ドロンが、正面の手描き看板の中で出迎えてくれます。



そして、ギャラリーのオーナー、小川和子さんがにこやかに。
絵画好き、映画好き、歴史好きなおだやかな女性です。

 

 

室内一杯の映画資料は、どうぞ足を運んで、ギャラリー小川の空気の中で存分にご堪能ください。

準備の出来栄えに満足して、ギャラリー小川を後にし、お隣に足を伸ばすと、境内の紅葉が素晴らしいお寺が。

 

 

12月5日㈭までの期間中、1日㈰には1Dayシアターの企画も。
あの「太陽がいっぱい」が、なんとフィルム&映写機で鑑賞できますよ。
ギャラリー小川と人吉球磨は、秋にふさわしいおでかけスポットです。お見逃しなく!

2019アジア映画の祭典!その4

この映画祭、13日~19日、福岡キャナルシティ13にて、全27作品上映されます!

*アジアフォーカス・福岡国際映画祭 ℡080-1754-0894(9月2日~、10時~)http://www.focus-on-asia.com

*ジョン独自の観点からの 8本目の紹介です。

8 カンペーン
2018年/タイ/95分
現実とフィクションの間で綴られる
ある映画監督の情熱と青春の物語

新作のロケハンのため、2人のアシスタントと生まれ育った故郷を訪れた
インディペンデント映画の監督。そこで昨日のように思い出される少年時代
の夢と後悔。予算繰りが難航する中、彼は自分が修行僧だった頃の出来事を
映画にしたいと奔走するのだが。。 監督自身が少年期・青年期を過ごした
ペッチャブーン県、スコータイ県で撮影された。

2019アジア映画の祭典!その3

5 轢き殺された羊
2018年/中国/87分
夢か現(うつつ)か、現世か前世か
これは死んだ羊が見せた夢なのか

広大なチベットの草原を舞台に ジンパ という同じ名前を持つ二人の男
の出会いを、現実と幻想が入り混じる圧倒的な画力で描く。ウォン・カ
ーワァイ監督がプロデュースを担当。誤って羊を轢き殺してしまったト
ラック運転手ジンパは、荒野を往く一人の男を車に乗せた。彼もジンパ
と名乗り、長年の復讐のために人殺しを企てていた。。


6 福岡
2019年/韓国/86分
過去を引きずる中年男2人と、1人の少女。
街をそぞろ歩く彼らの胸に去来するものは?

韓国で古本屋を営むジェムンは、店の常連である不思議な少女ソダムの
誘いで福岡を訪れることに。実はそこには、大学時代1人の女性を愛した
ことから仲たがいしたままの親友ヘヒョがいた。本映画祭の常連チャン・
リュル監督が、愛着ある街・福岡を舞台に完成させた注目作。韓国映画
やドラマで活躍する出演陣の顔ぶれも豪華だ。

7 フンバ・ドリーム
2019年/インドネシア/75分
人の想いが詰まった時間(とき)の記録
1本のフイルムをむぐる青春ロードムービー

父の遺品を処理するため、フンバ島に一時帰郷した主人公。ジャカルタ
で映画作りを学ぶ彼は、父が遺した16ミリフイルムを現像するための
薬品を探して、島を旅することに。旅先で出会った哀しい目をした美しい
女性。彼は彼女に激しく心惹かれる。アナログな記録物が持つ独特の温かみ
と共に綴られる、主人公の自分探しの旅。

2019アジア映画の祭典!

2019アジア映画の祭典!

今年も「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」が、秋と共にやって来る!
9月13日(金)のオープニングセレモニーから19日(木)まで、17カ国・地域から

27作品が上映されます。

監督や俳優などのゲストの舞台挨拶も含めて、アジア映画の傑作が集合!

今回も映画祭実行委のご厚意で、このページの読者サービスとして、招待券
をプレゼント! 14ページの作品紹介パンフと共に、5名様に2枚ずつ送付。

TOPページのキネコム宛メールアドレスに、住所 〒 お名前 をメール下さい。
9月8日(日)午後11時〆、9日(月)午後郵送、11日には着。
*5名様以上の場合は抽選にて。(着かない場合はハズレとご了承下さい)

今年のジョンは、癌撲滅と 中性脂肪平常化 を目論んで、毎日最低1時間の
散歩を挙行しています。 奥阿蘇散策、三角岳、立田山、西原村白糸の滝源流
散策等も時間クリアして動いています。

映画好きな読者の方も、体調整えて、総合芸術?の映画を楽しんで下さい。
*アジアフォーカス・福岡国際映画祭 ℡080-1754-0894(9月2日~、10時~)
http://www.focus-on-asia.com

2019アジア映画の祭典!その2

上映会場は、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 です。

全27作品の中から、ジョン特異な観点から、数作品紹介します。
下記の映画祭ホームページからは全作品見れますよ。

http://www.focus-on-asia.com

1 ナイト・ゴッド
2018年/カザフスタン/110分
見た者すべてが焼き尽くされるという闇の支配者 夜の神 の正体とは?

二度と戻らないははずだった故郷に帰ってきた男と娘。町は闇に支配され、
「やがて空に巨大な神の顔が現れ、それを見た者は1人残さず焼き尽くされる」
という世界の終末を前に、人々は神や善悪の観念さえ失い、カオスの中で生き
ていた。そこで父と娘が体験する暴力と不条理を、絵画的な映像と寓話的
メタファーの中に描く。。

2 シヴァランジャニとふたりの女
2018年/インド/123分
今も昔も変わらない妻たちの現実、それでも凛と立つ女たち

たった一度の口答えで夫に家出される女性。「家族の名誉に関わる」と夫の
家族に日記の開示を迫られる共働きの妻。そして結婚を機に家族に世話に
追われる元アスリートの主婦シヴァランジャニ。異なる年代に生きる女性3人
を通して描かれるには、現代インドに残る女性蔑視の現実。それでも前に
進む彼女たちの姿が感動を呼ぶ。

 

3 マンタレイ
2018年/タイ・フランス・中国/105分
ミャンマー国境近くの海と森を舞台に展開する
浮遊感に満ちた友情とサスペンス!

かつて多くのロヒンギャ難民が溺死した海に面するミャンマー国境近くの
タイの村。森で負傷し倒れていた男を助けた漁師の青年は、言葉も話せな
い彼を トンチャン と名付け、不思議な共同生活を始める。或る日、青年
が海で姿を消し、トンチャンは彼に成り代わったように生活を引き継ぐ。
そこに青年の元妻が現れて。。

4 それぞれの道のり
2018年/フィリピン/118分
3人三様の持ち味を生かして描く それぞれの
旅 の行き着く先は。。

フィリピン映画生誕100周年を記念して製作された本作は、フィリピン・
アートシネマの巨匠3監督によるオムニバス作品。統一テーマは「旅」。
モノクロ長回しの静謐な魔術的映像美が圧倒的なディアス、手持ちカメラ
を屈指した映像が臨場感あふれるメンドーサ、息子の旅を活写したタヒミック
と、3人三様の個性が際立っている。